公開日: 2022.11.30 更新日: 2022.12.27
カーリースは車の購入とは異なる新しい利用方法として最近話題になっています。しかしカーリースが通常の購入とどのように異なるのかがよくわからないという人も多いでしょう。
本記事では、カーリースの仕組みや、メリットとデメリットなどをご紹介します。
カーリースの仕組みはどうなっているか？
カーリースとは、リース会社が所有する車を借りて一定の金額を支払い、リース契約者を使用者名義人として利用するサービスです。
一般的にカーリースは、リース料金に自動車税、自動車重量税、自賠責保険などの費用が含まれており、これらの支払いを自分でしなくてよいことも大きな特徴です。
あくまでリースとなるため車の所有権はリース会社にあり、リース期間が終了すれば車を返還する契約です。
カーリースの料金の仕組み
新車を選べるカーリースは、申し込みのあった車をリース会社が用意し、車両本体価格からご契約期間満了時の残価を差し引いて算出します。そのため車両本体価格全額を支払う必要がなく、自動車税等の料金が含まれていても月々の支払い額がお得になるというしくみです。なお中古車カーリースの場合は、取り扱う車の年式や装備、走行距離によって車の価値が大きく異なるため、料金設定のしくみは様々です。また、中古車カーリースの場合は、リース会社が既に保有している在庫から車両を選ぶこととなります。
新車カーリースとローン購入との違い
ローンには、銀行などの金融機関で組める「マイカーローン」や車の販売店で契約できる「ディーラーローン」、銀行や消費者金融などで借入れ可能な「カードローン」の3種類があります。それぞれのローンは、マイカーローンの金利手数料が少なく、約2〜4％、続いてディーラーローンが約3〜9％、カードローンが約3〜14％です。ただしマイカーローンの審査は厳しく、ディーラーローンやカードローンはそれ程審査は厳しくありません。
短期間のマイカーローンであれば、カーリースと比べて月々の支払い額は安くなる場合もありますが、一般的にリース料金に含まれる自動車税、自動車重量税、自賠責保険などの費用は別途支払いが必要です。また、カーリースの場合は、初期費用は0〜数万円程度が一般的となりますが、ローンで購入する場合およそ車両価格の10〜20％の初期費用は計算に入れておいた方が良いでしょう。
カーリースのメリット
カーリースを利用する場合にどのようなメリットがあるのかを紹介します。
貯金がなくても車が持てる
車を購入するには、ローンを組む前に頭金や初期費用を貯める場合が多く、車の購入を躊躇してしまう要因でしょう。しかしカーリースは、毎月定額で利用でき、初期費用も車の購入にかかる初期費用のような大きな金額を準備する必要はありません。貯金がなくても車に乗ることが可能です。
急な出費がないため家計管理がしやすい
カーリースの毎月のリース料は、自動車税や自動車重量税などの諸費用が含まれています。通常、支払い時期が来たら払う必要がありますが、リース料に含まれているため別途用意する必要がありません。
またリース会社によっては、オプションで点検費用やオイル交換などのメンテナンス費用もリース料に含められます。定額費用が基本となるため家計管理もしやすいでしょう。
契約満了時の手続きが簡単
車を所有していて乗り換える場合、一般的に中古車販売店などで売却先を検討するでしょう。少しでも高い査定になるように、メンテナンスの必要もあります。しかしカーリースの場合、契約期間が満了すれば車を返却するだけであり、同じ車や他の車に再リースも可能で、その際の手続きも簡単に行えます。
カーリースのデメリット
カーリースを利用する場合にどのようなデメリットがあるのかを紹介します。
走行距離に制限がある
多くのカーリース会社において毎月の走行距離制限があります。契約時の制限を超えてしまうと超過料金が発生します。また走行距離は契約期間満了時の車の価値である「残価」にも関わります。つまり走行距離が伸びて車の価値が下がることで、返却時に追加料金が発生するため、契約時の走行距離は余裕を持っておくと良いでしょう。
なおカーリース会社によっては走行距離無制限の契約もあるため、長距離運転や走行距離制限でメーターを気にしたくない人は利用の検討をおすすめします。
車のカスタマイズができない
カーリースの所有者はリース会社となるため、元に戻せないようなカスタマイズはできません。もしカスタマイズした場合、契約満了時に原状回復を求められるため注意が必要です。
ただし契約満了後は車がもらえるというサービスを展開している会社もあり、そのような契約プランの場合はカスタマイズの許可が得られる場合もあるようです。契約時にカーリース会社に確認してみましょう。
契約内容の途中変更や解約は基本的に認められない
カーリースは原則として、契約内容の途中変更や解約が認められていません。もし解約する場合、残りの期間のリース料を一括で支払うなど、高額な違約金が発生します。
例外的に解約が認められるケースとして、全損事故や盗難にあった場合、契約者が死亡または長期入院の場合、海外転勤などがあります。契約期間は慎重に選び、万が一に備えて車両保険などの損害保険や、死亡や長期入院のための生命保険を準備しておくことが大切です。
中古車カーリースなどでは、1ヶ月〜数ヶ月単位で契約を更新できるプランを提供している会社もあるので、生活スタイルの変化が予想され、数年間の契約を続けられるかどうか不安な方は、そのようなサービスを検討するとよいでしょう。
審査に通る必要がある
カーリースは車の購入時にローンを組むのと同様に審査があります。契約期間が中長期となるため、リース契約者がリース料を支払い続けられるだけの信用力があるのかを確認します。
収入が不安定な場合や過去に債務事故などがあると利用できない可能性があるため注意が必要です。ただし審査基準はリース会社によって異なるため、仮に一度落ちたとしても他のリース会社に問い合わせてみましょう。
走行距離制限があるのは同じ
一部の業者を除いて、レンタカー・カーリースともに、車の長期使用にあたって走行距離に制限が設けられており、返却時に規定の走行距離を超過したぶんの費用を精算する必要があります。超過した場合の料金は業者によって異なるものの、1kmあたり10円前後です。
多くの業者では1ヵ月あたりの走行距離2,000〜3,000km分は無料としているため、日常的な使用で心配する必要がありませんが、頻繁に長距離移動をする場合には注意したい点です。
リース料を少しでも抑えたければ中古車カーリースがおすすめ
カーリースの仕組みや、メリットとデメリットについてご紹介してきました。車の購入は難しいけど車が欲しい場合はカーリースがおすすめです。カーリースは会社によって契約内容もさまざまであり、新車の他、中古車カーリースもあります。
気軽でお得に乗れるニチゴカーリース
ニチゴカーリースは、短期契約も可能とした中古車専門のカーリース会社です。リース料金に自動車税や自動車重量税、車検費用込みで最低月額16,500円から利用できます。1ヶ月単位で利用でき、納車スピードも早いため、マイカーを持ちたい場合や、単身赴任先で短い期間利用する場合などにも対応が可能です。
もし車のことでお悩みの方は、ぜひニチゴカーリースまでお問合せください。
カーリースは、誰でも気軽に車に乗れてリーズナブルです。車が欲しい、でも購入するのは難しいという人もいるでしょう。その時はぜひカーリースを検討してみてください！
※本記事は2022年11月30日時点の情報で掲載しています。また記載内容については一般的な情報に基づいて作成しており、当社がその内容を保証するものではありません。
