公開日: 2022.8.26　更新日: 2022.8.26

秋の楽しみといえば落葉の美しい景色と、ご当地グルメの旅。なかには公共交通機関では行きづらい場所もあるため、時間にとらわれず自由に移動できる車が便利です。短期カーリースを利用して秋の行楽シーズンの間ずっと車を借りれば、より深く秋を堪能できます。手軽で安価で人気のカーシェアリングサービスと比較したうえで、短期カーリースのメリットと活用方法を解説します。

＜目 次＞

• カーシェアリングはお得に感じるけれど……
  デメリット1 使いたいときに借りられない！
  デメリット2 長距離・長時間の利用は高く付く
• 1ヵ月単位で車が使える短期カーリース
• 長く借りればよりお得に！ 短期カーリースの活用法
  リースするならミニバンや大型車がお得
• 行楽シーズンはニチゴカーリースの「お手軽コース」がおすすめ！

カーシェアリングはお得に感じるけれど……

カーシェアリング（カーシェア）とは、複数人で1台の車をそれぞれ必要なときだけ使用する仕組みです。

なかでも個人所有の車ではなく、法人が用意した複数の車を会員登録車同士で共同使用するサービスはレンタカー型カーシェアといい、面倒な事前手続きが不要なうえレンタカーよりも安価に済むことから都市部を中心に利用者が増加しています。

レンタカー型カーシェアを利用するには、事前の会員登録と使用前の予約は必要ですが、原則として燃料代がかからず、自動車保険も付帯されているため安心。24時間いつでも使えるうえ、費用は利用時間や走行距離に応じて細かく設定されているためムダな出費も抑えられます。

また、予定が変わって利用直前にキャンセルしたとしてもキャンセル料が発生しないなど、お手軽かつ安価に利用できる点がカーシェアサービスの人気が高まっている理由です。ただし、そのカーシェアにも当然ながらデメリットがあります。

デメリット1 使いたいときに借りられない！

いいことずくめのように思えるカーシェアも、週末や連休、行楽シーズンは予約が集中して思うように車が使えない致命的な欠点があります。

その原因はキャンセル料がかからないことをいいことに、車を使う予定がなくともとりあえず予約をされてしまうせいなのです。なかには会員カードを複数枚持つことで何台もの車の予約を独占するユーザーもいます。

そのため月額料金を支払っていても、まったく車が使えないといったケースが発生してしまうのが真っ先に挙がるカーシェアの不便な点です。

デメリット2 長距離・長時間の利用は高く付く

安価に利用できるカーシェアには、安いなりの理由があります。利用料金が安いからといって、安易な気持ちで長距離ドライブに使用すると後悔することも。

そもそもカーシェアは短距離・短時間利用が前提であるため、長時間・長距離走行で使用するほど割高になりがちです。利用時間や走行距離によってはレンタカーの料金とほとんど変わらない場合もあります。

レンタカーのようにまとまった時間のパック料金ではないため、予定どおりに事が進まない遠方へのドライブや泊りがけの旅行では「料金を心配してせっかくの観光が楽しめない」といったことにもなりかねません。

また、車が清掃されるタイミングは限られた時間にしか行われないので、返却直後の車両は内外装が汚れたまま使用を強いられることがあり、いつでも気持ちよく使用できるわけではないという点もデメリットといえるでしょう。

1ヵ月単位で車が使える短期カーリース

短期カーリースとは、主に中古車を貸し出すカーリースです。新車を契約して長期利用を前提に車を貸し出す新車リースとは異なり、短期カーリースではすでに在庫がある中古車を貸し出すため納車が早く、1ヶ月単位で借りられ、費用も新車リースに比べて非常に安価な点が特徴です。

ただし、レンタカーやカーシェアに比べればまとまった額が必要になることに加え、契約初月に、納車費用や保証金がかかることもあり、1ヵ月間だけ借りるという使い方はやや割高になります。

また、任意保険の加入や駐車場の確保も必要であるため、利用にあたってはどうしても相応の費用がかかってしまうのが短期カーリースのデメリットです。

さらに、契約期間未満での返却はできないため、不要になっても契約した期間ぶんの費用は違約金として支払わなくてはいけません。その代わり契約期間内は、時間も追加費用も気にする事なく車を自由に使える大きなメリットがあります。

このように、短期カーリースとカーシェアリングは同じ車の貸出サービスであっても、それぞれの特徴はまったく違う点に注意が必要です。

長く借りればよりお得に！ 短期カーリースの活用法

前述したように短期カーリースを利用するには、最初に納車費用として初期費用がかかる場合があるため1ヵ月程度の短期間のリースは割高です。その代わり、長く借りるほどお得になります。

この仕組みを利用して、行楽シーズン中の2〜3ヵ月間に渡って車を借りっぱなしにするのが短期カーリースのメリットをもっとも活かせる使い方です。

短期カーリースは納車までの期間は早ければ数日、遅くても1週間程度。シーズン始めに手続きを行えば、ワンシーズンまるまる車が使い放題となり、行楽シーズン中の連休や毎週末にも気兼ねなく車が使えます。

リースするならミニバンや大型車がお得

のんびり観光をするには大きな車が便利なのはいうまでもありません。とはいえ、レンタカーもカーシェアも大型の車ほど料金は高額です。ミニバンのような大きい車を数ヶ月間使うのなら、短期カーリースの方が明らかに費用が安くなります。

レンタカーでミニバンを1週間借りた場合の費用は5万円ほどになり、1ヵ月ではおおよそ20万円にものぼります。

短期カーリースなら、中古車ではあるもののレンタカーでミニバンを1週間借りるのと同じ費用でおおよそ1ヵ月間使え、1ヵ月レンタカーを借りる費用あれば数ヶ月間に渡って便利なミニバンを自由に使えることになります。

車を所有していない方だけでなく、普段は通勤用に小さな車を使っている方も行楽シーズンだけは広々としたミニバンを借りて使えば、普段とは異なる雰囲気で秋のドライブが楽しめます。

行楽シーズンはニチゴカーリースの「お手軽コース」がおすすめ！

カーシェアは都市部での極短距離・短時間利用がもっともお得です。一方、短期カーリースは2ヵ月から半年程度の利用がもっともお得になります。

短期カーリースなら契約期間中は車を所有しているのと同じように車が使えるため、天候が変わっても、予定が変わっても大丈夫。長距離移動であっても、時間も料金も気にする必要がありません。短期カーリースなら秋の行楽シーズンを心ゆくまで堪能できます。

中古車リースを行っているニチゴカーリースでは、そういった要望に応えられるように半年以下の利用を前提とした「お手軽コース」を用意。お手軽コースは、標準の「しっかりコース」とは異なり、具体的な車種は選べませんが、希望の乗車定員に合わせた車種をご用意できます。

4人なら軽乗用車、5人ならコンパクトカーやセダン、6人以上ならステーションワゴンやミニバンを用意できるため、「機能さえ果たしてくれれば車種は問わない」といった要望の方に最適な借り方になるでしょう。お手軽コースでは軽自動車なら1ヵ月から、普通車なら最短2ヵ月から初期費用込み料金で借りられ、残りの期間はずっと定額です。

またニチゴカーリースでは、中古車に不安を感じている方でも安心して乗れるように車両メンテナンスを自社の熟練整備士が担当しているため、季節を問わず安心して長距離ドライブが楽しめます。

短期カーリースなら秋の観光だけでなく、季節ごとに車を変えたり、夏場と冬場で使い分けたりといった使い方も自由自在。ニチゴカーリースはレンタルでも所有でもない、車の新しい使い方を提案します。

お得に車を利用したいという方は、カーリースという選択も視野に入れていただき、かしこくサービスを選んで、もっと身近にカーライフを楽しみましょう。

執筆者プロフィール
伊藤友春
執筆事務所「あきてくと」代表。2016年より自動車専門ライターとして活動開始。自動車保険・法律・モータースポーツなど、自動車に関わる幅広い記事やコラムを執筆。

※本記事は2022年8月26日時点の情報で掲載しています。また記載内容については一般的な情報に基づいて作成しており、当社がその内容を保証するものではありません。