公開日: 2022.8.5 更新日: 2022.12.27
数年前までは、個人で使う車といえば自家用車かその都度借りるレンタカー…といった選択肢しかありませんでしたが、最近ではサブスクやカーリース、カーシェアなど、個人使用車の選択肢も多様化してきました。
中でも、大手企業によるサブスクリプションサービスの先駆けとして知られるのが、2019年にスタートしたトヨタのサブスク「KINTO ONE(キントワン)」ですね!人気俳優・女優を起用したポップなCMも話題で、車離れが加速していると言われる若い世代からも注目を集めています。
そんな「KINTO ONE(キントワン)」が2022年7月27日から「KINTO ONE 中古車」を開始し、話題となっています。エリアは東京都から開始し、順次拡大予定のようです。
この記事では、話題のサービスKINTO ONE中古車のメリット・デメリットや中古車カーリースとの違いについて、解説致します。
- KINTO ONE(キントワン)中古車誕生でさらにリーズナブルに!
- そもそもサブスクとカーリースの違いとは?
KINTO ONE中古車のメリット・デメリット
中古車カーリースのメリット・デメリット - リーズナブルに中古車を利用したいならカーリースがオススメ!
<目 次>
KINTO ONE(キントワン)中古車誕生でさらにリーズナブルに!
トヨタのアクアやレクサスなど人気車種に月々定額で乗れるKINTO ONEは、若い世代から中高年まで幅広い年代層に使用されている車サブスクです。
これまでは新車しか取り扱いがなく、カーリースと比べ月々の支払額が高いというデメリットがありましたが、中古車の取り扱いが始まる事で、「月々の支払額がリーズナブルになるのでは?」と期待されています。
そもそもサブスクとカーリースの違いとは?
KINTO ONEは「車のサブスク」サービスですので、月々定額料金を払って車に乗る仕組みです。では、同じく月々リース料金を払って車に乗るカーリースとは何か違いがあるのでしょうか?
まずカーリースのリース(Lease)とは、使用料を払い、リース会社から一定期間製品を借りるサービスです。従来のカーリースといえば法人向けのサービスで、営業車として法人企業が数台まとめて借りるイメージでしたが、近年では個人向けのカーリース会社も増えてきています。
サブスクはサブスクリプション(subscription)の略で、利用料金を払うことで、一定期間製品やサービスを利用できるというサービスを指します。音楽アプリや電子書籍、動画の配信サービス形態としてここ数年で浸透しましたね。
車のサブスクも、概ね同じ考え方で、所定の利用料金を支払うことで、車を使用できるという仕組みです。高額な頭金や自動車税などの急な出費がなく、定額で車に乗れるのが魅力です。
つまり、カーリースとサブスクの仕組みやサービス内容はほとんど同じです。どちらも所定の利用料金を支払うことで、契約期間中は車を使用し続ける事ができます。
ただし、傾向としてはトヨタのKINTO ONEのように、各自動車メーカーが自社の車を提供する定額プランはサブスク、カーリース会社が提供している車種・メーカー混合の定額プランはカーリースと呼ばれることが多いです。
大手自動車メーカーのサブスクでは、利用できるメーカー・車種が限られていることから、サブスクはメーカーや車種が限られていてカーリースは取扱車種の中から自由に選べるとも言えます。
KINTO ONE中古車のメリット・デメリット
カーリースとサブスク、ほとんど違いがない事がわかりました。それならKINTO ONEとカーリース、どちらかメリットが大きい方を利用したいですよね!
まずはKINTO ONE中古車のメリットとデメリットについてご説明したいと思います。
メリット①車両保険付きの任意保険が付いている
従来のKINTO ONE同様、KINTO ONE 中古車も月々の利用料金に年齢や運転者制限のない任意保険や各種税金が含まれています。
一般的にカーリースの利用料金にも各種税金や整備費用などが含まれますが、車両保険付きの任意保険料が含まれているのは珍しく、大きなメリットと言えますね!
メリット②人気車種も納車がスピーディー
半導体不足や世界的な情勢不安もあり、新車の納期遅れが問題となっています。しかし、KINTO ONE中古車は新車のKINTO ONEとして使われていた車を再利用していく仕組みなので、在庫が有れば、比較的短期間で納車されるようです。
トヨタのアクアやカローラなどの人気車種に乗りたいという方には朗報ですね!
デメリット①現時点では条件が厳しい
現時点(2022年7月)では使用者の住所と車の使用場所が両方東京都内の人しか利用できません。こちらは順次拡大予定なので、他県の方はもう少し待っていれば使用できるようになると思われます。
デメリット②利用料がそこまで安くない
現時点の在庫車価格は、アクアが4万円代〜、アルファードが7万8千円代〜と新車KINTOと大差ない価格です。申込み時に月額料金の6ヵ月分相当の申込金を支払う必要がありますので、30〜50万円程度のまとまった金額を用意しておかなくてはなりません。
任意保険料が含まれていることを考慮しても、やはり新車とあまりかわらない利用料というのは残念な点といえますね。
中古車カーリースのメリット・デメリット
月々リース料金を支払い続ける事でリーズナブルな価格で中古車に乗れる中古車カーリース 。KINTO ONE中古車とサービス内容も似ていますが、メリット・デメリットに違いはあるのでしょうか?
メリット①多様な契約期間
カーリースは運営している会社によってサービス内容が大きく異なります。とはいえ、一般的に新車のカーリースは2年〜7年ほどと、契約期間が長期的な傾向にありますが、中古車カーリースは会社によっては最短1ヶ月から使用できます。
契約期間が短い中古車カーリースなら、ライフスタイルの変化にも対応しやすいと、言えるでしょう。
メリット②軽自動車からミニバンまで車種が豊富
KINTOは新車・中古車どちらもトヨタの車種のみを取り扱うサブスクです。アクアやヤリスなどの人気車種から選ぶ事が出来ますが、軽自動車はありません。
一方、中古車カーリースならあらゆるメーカーの車の中から好きなものを選ぶ事ができます。コンパクトカーやミニバンはもちろん、維持費が安い軽自動車も大変人気です。
⇒【軽自動車vsコンパクトカー 安いのはどっち? カーリースでお得な車の選び方】
デメリット①任意保険料は自己負担の場合が多い
中古車KINTO ONEと異なり、一般的にカーリースのリース料金には任意保険料が含まれません。ご自身で任意保険に加入する必要があります。
ただし、その分リース料金は月々2万円前後〜と中古車KINTO ONEと比べてもかなりリーズナブルな価格設定となっている事が多いです。通販型自動車保険など、お得な任意保険と合わせることで、デメリットをカバーできるとも考えられますね。
リーズナブルに中古車を利用したいならカーリースがオススメ!
中古車サブスクKINTO ONEと各社中古車カーリース、どちらも魅力的なサービスです。
トヨタの人気車種に乗れるKINTO ONE中古車、トヨタの人気車種に乗りたい方にはおすすめの乗り方と言えそうです。
トヨタにこだわる必要がなく、リーズナブルに車に乗りたいという方には中古車カーリースがオススメです。
中でもニチゴカーリースなら、契約期間は1ヶ月〜自由に設定でき、納車は最短3営業日とライフスタイルに合わせてリース期間を決められます。初回のお支払いは、初期費用(登録費用等)も含めたパック料金で、解約希望日から30日前のご申告で中途解約金の発生はなし。リスクが少ないため、一時的に車が必要だが、何年乗り続けられるかわからない、といった長期の計画を立てることが難しい方でも気軽に車を借りられます。車種は限られますが、月額16,500円〜でご利用いただけますので、費用を抑えたいという方にはおすすめのサービスです。
現在の在庫一覧も掲載しておりますので、一度ホームページをチェックしてみてください。
自分に合ったサービスを選んで、無理のないカーライフを楽しみましょう!
※本記事は2022年8月5日時点の情報で掲載しています。また記載内容については一般的な情報に基づいて作成しており、当社がその内容を保証するものではありません。